「Topic(住職のお話)」カテゴリーアーカイブ

Topic 2016/12/16

12月もはや中頃になりましたが皆さんお元気ですか花山院山本です。
今日は早朝の花山院の光の楽しみ方について少し
 当寺の山名の東光山は花山法皇様が西国25番清水寺より東の方に五色に光る山を見いだされたことが由来ですから光と当寺は縁深きものがあります。
今の季節に早朝にお越しいただくと、うす暗く肌寒い境内にも、どこからか薄日でも暖かい日の光が自分に差していることに気がつかれます。
師走の中、心に曇りを感じられましたら、ぜひ静寂な花山院にお越しになり、心穏やかにされてはと。

師走の語源
昔は正月も盆と同じように祖先の霊をともらう月でした。お経をあげるため、お坊さん(=法師とか導師と言うでしょう)があちこちの家々を忙しく走りまわったのが語源の一つみたいです。

Topic 2016/11/23

今日は一段と冷え込みましたが皆さんお元気ですか花山院の山本です。
色鮮やかであった紅葉も散り、境内は紅葉のジュウタンになっています。
やがてこのジュウタンもお掃除がなされて境内は冬の景色へと移り、凜とした静寂の中で景色を楽しむ季節となります
寒さも霧も楽し、花山院にお詣りにお越しください。

冬至の楽しみ
花山院から冬至(今年は12月21日)の前後には
小豆島に夕日が沈んでゆくすばらしい景色が ご覧いただけます。
→イベント企画中

Topic 2016/09/10

今日は加護の木の話を少し

九月になり少し涼しくなるとこの木は写真のように皮の
一部がはがれ、鹿の子模様の木肌になることからか
鹿子の木(本当の名前)といいます。

この木の落ち葉じゃなくて落ち皮(木の皮)には
ご加護(神仏の力添え)があり
幸せになるとか、お金が貯まるとか言われます。
参拝後、運良く見つけられましたら、お持ち帰りください。
但し、今にもはがれそうな部分でも落ちる前にはがしたり
ナイフで切り取ったりすると、ご加護がないばかりか
自らの幸せが剥ぎ取られることもあるとか。

※たくさん持ち帰られてもご加護の差はありません。
ご自身の分としてひとかけらあれば十分です。
団体でお越しの皆さんは1枚を分割されるのも一考かと。
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●鹿子の木 根本付近アップ

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●落ち皮 これを見つけましょう。

 

Topic 2016/08/27

台風が次々と発生して猛暑が続く大変な八月後半ですが
皆さんお元気ですか花山院の住職の山本です。

今日は集印の心得を少し
昨今、神社や仏閣の宝印を集めてまわる女性達のことを集印女子とか、当方にもそのような方が多く来られます。お授けする宝印は単なるスタンプではなく寺社にお祀りされている神様や仏様の分身です。集印が趣味だからといって分身を頂くお願いの参拝を忘れてはいけません。
このように集印をしている人に申し上げますのは、それをしたくなった心の流れをじっくりと見てください。なぜそれをしようと思ったのか、それがブームに乗ってからとしても、どうしてそれをしたくなったのかを。
自分の心を丁寧に見ていきますと本当の感情と向き合えて何らかの気付きを得ることができるでしょう。
→お家に戻ってからも時々は法印を見つめ神仏と一緒の気持ちになってください。

集印帳→本来は納経帳と呼びます
納経(経文を奉納)していただいた印にご宝印をお授けするものです。

暑い中大変ですが麓より体感2度は涼しい花山院にお詣りください。

Topic 2016/08/13

炎天下、百日紅(さるすべり)の花が満開ですね。
真っ赤な百日紅を見ていると、より一層酷暑を感じますが皆さんお元気ですか花山院の山本です。
百日紅は百日もの長い間、咲き続けるのでこの名前がついたとか、盛夏をにふさわしい花ですが、この花が散っていくと秋がもうそこまで来ています。
ご先祖様をお迎えするお盆はみなさん夏の行事のように思っておられますが、立秋後の行事ですから秋の行事です。
過去から未来に向かう決して止まることのない永遠の流れ中で今まで何回迎えられたでしょうか、これから何回数えることでしょうか
大きな流れの中にある自分の生命を当山で体感してみて下さい。
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8/3撮影

Topic 2016/07/31

7月になり平日の野山に子供達の姿を見かけ、夏休みだな~と感じます。 猛暑の中、皆さんお元気ですか花山院の山本です。

体の五官で体感する夏休みの思い出づくり
夏の定番カブトムシ一つをとってみても、自分達のころはみんな大好きでさっと捕まえていたのが、近頃は男の子でも気持ち悪いと言ったり、教えないとつかめないとか。
今の時代、目と耳から入ってくる情報が中心の遊びが多いですが、夏休みは五官で感じる遊びで楽しく過ごして欲しいと思います。
夏の花山院はチョウチョやセミはもちろん珍しい鳥たち
(キツツキさんもフクロウさんもいます)の楽園です。
ちょっと涼しい当山で夏の思い出作りしてみませんか。

夏のお詣りついて住職からのお願い
最近お子達にはやりのポケモンGOについて
参道、山門付近の階段歩行時は遊ばないようにしましょう。
本堂、御廟などは宗教施設であり、またゲームが途中で止まるぐらい電波状況も悪いためご遠慮ください。
山門をくぐると神仏の領域です、お子様といえど本堂にお詣りください。
境内の歩きスマホはいけません。立ち止まるか、ベンチに腰掛けて操作ください。
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Topic 2016/06/09

麓のせせらぎでは蛍が舞い始め、当寺の弁天池には森アオガエルが卵を産む季節となりました。皆さんお元気ですか花山院の山本です。
私はしっとりと降る梅雨の雨が好きです。雨に生命の源流を感じます。境内の青葉を引き立てる雨、雨に濡れて光る石畳、それらをじっと眺めていると時間を忘れます。
皆様もこの静けさを味わいにお越しください。
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Topic 2016/05/23

いまのモミジには先端がほんのり赤いプロペラ状の種がいっぱいついてきれいです。ヒラヒラと回転しながら落ちるので私はモミジのタケコプターと呼んでいます。
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植物は新芽が出ると同時に種の保存の準備も始めています。
過去に多くの種類の植物が絶滅しましたが、それらが種の保存をおろそかにしていたとは決して思えません。ただあるがままの生き方をしています。
私達も大きな大自然の営みの中で生きています。
その営みに適うあるがままの生き方を目指していきたいと思います。

Topic 2016/04/30

ゴールデンウィークに入りましたが皆さんいかがお過ごしですか花山院山本です。
境内の木々に新芽がでて、若々しい生命の力を感じます。
また山道の脇にはシャガの花が咲いています。
シャガの花言葉は私を認めて、または群生することから友達が多いとされています。
四月から新しい環境で動き始めた人達がほぼ一ヶ月すぎそろそろその環境に慣れてくることかと思います。
人は花を見て、それぞれに花言葉を考えて付けていますが、花は唯々在るがままに存在するだけです。

在るがままで美しく、
 在るがままで尊く、
  在るがままで人々を惹きつけ、
 在るがままで人が集まってくる。
皆様の在るがままの生きかたがそうでありますように。

4月9日と30日の写真です。

Topic 2016/03/09

三月に入りずいぶん温かい日と少し寒い日がありますが皆さんお元気ですか花山院山本です。 
山道には山野草の姫踊り子草が咲き始めています。
花言葉は快活・陽気・愛嬌です。ヨーロッパ原産で花の咲く様子が放射状に広がり、輪になって踊る踊り子のようで、日本の踊り子草より小さいので姫がついたとのこと。

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この花は小さく参道の脇でひっそり咲いていますから車はもちろん徒歩でもお寺に着くことだけを考え、ただひたすらに上ってこられますと見落としがちになります。
安全に目的地にたどり着くためには周りの情報をしっかりと認識することも大切です。
この花言葉のように陽気で快活な明るい心で新生活を歩んで行きましょう。

Topic 2016/02/18

旧歴の2月15日はお釈迦様が入滅された日です。
お釈迦様が亡くなる前に、最後に弟子達に説かれた教えが
自灯明・法灯明であるということは知る人ぞ知る仏の教えです。
いわゆる自分が亡き後は他者に頼らず自己を拠りどころとし法を拠りどころとして生きなさい。ということですね。
さて、2月末には各学校で卒業式が行われます。皆様も自分の時を思い出してみて下さい。特に高校の卒業式というのは小中学の卒業式とは違い何か胸にこみ上げてくるものがなかったでしょうか。
高校を卒業すると、友はそれぞれが色んな方面に巣立って行きます。そして昨日まではこの学び舎にさえ来れば自動的に出会えていた友達と出会えなくなる。それ故に胸にこみ上げてくる感情を皆様も体験されたと思います。 

千丈寺湖に架かる虹
千丈寺湖に架かる虹

自分自身、いま思い返せばその胸にこみ上げてくる感情が自分の人生について一つの事を言い聞かせてくれたように思います。

これからもお互い助け合うこともある友は一生大事にせよ。
ただしよく心しなさい「この世でひとつの自分の人生」という道を歩くことが出来るのは自分だけ、同じ道を友と共に歩くとこは出来ないのだ。頼りになるのは自分の足、自分を信じ自分を拠り所として さあ、頑張れ!

という事でした。

卒業ってお釈迦様の言われる自灯明が何かぴったりとあてはまる時ですね。

Topic 2016/02/04

節分をすぎて関西は私大入試シーズンのまっさかりですが 皆さんお元気ですか花山院山本です。


御堂の前に真っ赤に色づく南天です。

南天は難を転ずる木、また鬼門よけの木としてよく植えられています。
これから学生、社会人ともに新しい人生を歩む準備をされている方の人生が順風満帆であることを祈ります。
南天の花言葉は「わたしの愛は増すばかり」「良い家庭」です。花山院には家庭の絆を大事にすることを象徴した七地蔵が祀られて います。お参りされて、そのご加護の下に愛に満ちたより良い家庭 が保てますようにとお願いしてください。
※この時期、受験にお力添えいただけます賢者地蔵様も結び地蔵様も七地蔵のお一人です。

Topic 2016/01/19

まだ誰もいない早朝の静寂なお山の上に静かにたたずむ花山法皇の御廟に 朝日が差し込んでいる写真(1/13)です。

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冬の朝日は本当に柔らかい光で夜明けを告げてくれます。
仏の教えの中に諸行無常というのがあり、世は常ならず絶えず移り変わっていくものであるという教えですが、この景色は過去何回繰り返されてきたでしょうか。
この御廟が造営されてから変わらぬ景色です、その間いったい何人の僧侶達がこのお山で過ごしたのでしょうか。
この御廟の前に立つとき悠久の時の流れを感じていただければ幸いです。
寒い日も楽し、花山院にお越しください。

Topic 2015/11/18

花山院の紅葉も盛りを迎えようとしてますが
皆さんお元気ですか住職の山本です。
今日はちょっとしたご挨拶の話
皆さんは隣家のご主人と玄関先で出会った場合は気軽にご挨拶されると思いますが、せっかくお寺に来たのに本堂にお詣りするのを忘れる方がいます。
境内に入って綺麗な景色を見る事も神仏のお陰です。
当寺には何でもお願いを聞いていただける観音様がおられます。本堂をスルーせずにいろいろとお願いしてみてはどうでしょうか。

神仏のお陰をいっぱい受けるワンポイント
祈り方は自由ですが
御仏を慕う温かい思いの量と比例すると言われてます。
本堂でご挨拶されるときにはこの事を忘れずに。

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Topic 2015/10/02

10月になり大学生の方も長い夏休みが終わりこれから新学期ですね。
また、来年社会人になる人達にとってはまだまだ就活の最中で大変ですが。

何かで悩んでいたりしている人は、一度大きく深呼吸をしてみましょう。
深呼吸にも上手下手があります。
よく深呼吸というと、大きく息を吸うだけの人がいますが
それでは上手くいきません。

上手に深呼吸するコツ
まず息を完全に吐いてから大きく息を吸うことです。
新しい新鮮な空気を入れるためには、まず古い空気を完全に出し切ってから新しい空気を入れましょう。

さて、空気って誰のものでしょうか、
仏教的な考えでは神仏のものですがそれを私達は毎日いただいて生活をしています。
大きく息をして神仏の持ちものを頂戴していることを自覚することは、神仏を感じる一つの方法でもあります。
それゆえ修行者などは呼吸というものを非常に大切にします。
これから秋も深まり、空気もすますます澄んできます。
何かで悩んだときは花山院からすばらしい景色を眺め
大きく深呼吸をしてみてください。
きっと悩みを吹き飛ばすことができます。

Topic 2015/09/04

9月になりお母さんたちはほっとする新学期が始まりましたが
来年社会人になる人達はまだまだ就活に走り回る大変な夏休みですね。
そしてまた今月は年に2回あるお彼岸の月でもあります。
お彼岸はご先祖様に感謝を捧げて、その安らかなご冥福と、
現世の私達を見守って下さいという願いを捧げる日です。
私達のまわりには目に見えない多くの存在が見守ってくれています。
もし、なにか就活で悩むときなどがあれば、お願いをしてみても
いいかもしれません。

お願いのコツ
子供が親に甘えるような感覚で祈ることです。
何の心配もなく暮らしているときは親は安心して、
とくに子供に注意をはらっていません。しかし悩んだりしているとき、
親は何か手助けすることはできないだろうかと考えます。
目に見えない多くの存在や、また神仏も同じです。
悩んだときは信愛の情をもって彼等にお願いしてください。

Topic 2015/08/07

今年もご先祖様を身近に感じる時期になりましたね。
お盆には先祖様をお慰めするための行事があちこちで行われます。
驚かれるかもしれませんが、勢いよく上がる花火も
踊って楽しい盆踊りも 迎え火、盆灯籠、送り火、精霊流し、施餓鬼供養などと同じく、お慰めするための行事です。

今年、初盆をお迎えになる方のご家族にとって、これらの行事の一つ一つが故人の在りし日を深く偲ぶものですから、感謝の心をもって穏やかにすごしましょう。

Topic 2015/04/01

shikimiいま当山では樒(しきみ)の花が満開です。
仏事でよく見かけるものですが、ほのかな香りのする可愛らしい花が咲きます。
4月はお釈迦様が誕生された月です。 お釈迦様は自分(人)はどこから来てどこへ逝く存在なのかを探求され、ついに人間という存在の真理を悟られたのですが、この真理は信じるものではなく自らが知るものです。 経文はこの真理を書き写したものですから、自分も判る事ができるように常々心がけながら生きて行きましょう。

Topic 2015/03/01

fukinotoo 山の上にもゆっくりと春の足音が聞こえてまいりました。ふきのとうが芽を出し、また椿の花が咲き始めています。
さて、3月は「お彼岸」の月ですね、お釈迦様が「彼岸」という言葉を使われたときの思いは、衆生の誰もがこの現世で生きている間に迷いの「此岸」から離れて、平安な心の境地である「彼岸」に進む事を願って言われました。
現在では、お彼岸はご先祖様に感謝と供養を捧げる日となりましたが、どうか静寂な当山にお越しになり、このお釈迦様の心に思いを馳せて頂いたら幸いです。