「Topic(住職のお話)」カテゴリーアーカイブ

Topic 2016/01/19

まだ誰もいない早朝の静寂なお山の上に静かにたたずむ花山法皇の御廟に 朝日が差し込んでいる写真(1/13)です。

IMG_2950

冬の朝日は本当に柔らかい光で夜明けを告げてくれます。
仏の教えの中に諸行無常というのがあり、世は常ならず絶えず移り変わっていくものであるという教えですが、この景色は過去何回繰り返されてきたでしょうか。
この御廟が造営されてから変わらぬ景色です、その間いったい何人の僧侶達がこのお山で過ごしたのでしょうか。
この御廟の前に立つとき悠久の時の流れを感じていただければ幸いです。
寒い日も楽し、花山院にお越しください。

Topic 2015/11/18

花山院の紅葉も盛りを迎えようとしてますが
皆さんお元気ですか住職の山本です。
今日はちょっとしたご挨拶の話
皆さんは隣家のご主人と玄関先で出会った場合は気軽にご挨拶されると思いますが、せっかくお寺に来たのに本堂にお詣りするのを忘れる方がいます。
境内に入って綺麗な景色を見る事も神仏のお陰です。
当寺には何でもお願いを聞いていただける観音様がおられます。本堂をスルーせずにいろいろとお願いしてみてはどうでしょうか。

神仏のお陰をいっぱい受けるワンポイント
祈り方は自由ですが
御仏を慕う温かい思いの量と比例すると言われてます。
本堂でご挨拶されるときにはこの事を忘れずに。

IMG_2053

Topic 2015/10/02

10月になり大学生の方も長い夏休みが終わりこれから新学期ですね。
また、来年社会人になる人達にとってはまだまだ就活の最中で大変ですが。

何かで悩んでいたりしている人は、一度大きく深呼吸をしてみましょう。
深呼吸にも上手下手があります。
よく深呼吸というと、大きく息を吸うだけの人がいますが
それでは上手くいきません。

上手に深呼吸するコツ
まず息を完全に吐いてから大きく息を吸うことです。
新しい新鮮な空気を入れるためには、まず古い空気を完全に出し切ってから新しい空気を入れましょう。

さて、空気って誰のものでしょうか、
仏教的な考えでは神仏のものですがそれを私達は毎日いただいて生活をしています。
大きく息をして神仏の持ちものを頂戴していることを自覚することは、神仏を感じる一つの方法でもあります。
それゆえ修行者などは呼吸というものを非常に大切にします。
これから秋も深まり、空気もすますます澄んできます。
何かで悩んだときは花山院からすばらしい景色を眺め
大きく深呼吸をしてみてください。
きっと悩みを吹き飛ばすことができます。

Topic 2015/09/04

9月になりお母さんたちはほっとする新学期が始まりましたが
来年社会人になる人達はまだまだ就活に走り回る大変な夏休みですね。
そしてまた今月は年に2回あるお彼岸の月でもあります。
お彼岸はご先祖様に感謝を捧げて、その安らかなご冥福と、
現世の私達を見守って下さいという願いを捧げる日です。
私達のまわりには目に見えない多くの存在が見守ってくれています。
もし、なにか就活で悩むときなどがあれば、お願いをしてみても
いいかもしれません。

お願いのコツ
子供が親に甘えるような感覚で祈ることです。
何の心配もなく暮らしているときは親は安心して、
とくに子供に注意をはらっていません。しかし悩んだりしているとき、
親は何か手助けすることはできないだろうかと考えます。
目に見えない多くの存在や、また神仏も同じです。
悩んだときは信愛の情をもって彼等にお願いしてください。

Topic 2015/08/07

今年もご先祖様を身近に感じる時期になりましたね。
お盆には先祖様をお慰めするための行事があちこちで行われます。
驚かれるかもしれませんが、勢いよく上がる花火も
踊って楽しい盆踊りも 迎え火、盆灯籠、送り火、精霊流し、施餓鬼供養などと同じく、お慰めするための行事です。

今年、初盆をお迎えになる方のご家族にとって、これらの行事の一つ一つが故人の在りし日を深く偲ぶものですから、感謝の心をもって穏やかにすごしましょう。

Topic 2015/04/01

shikimiいま当山では樒(しきみ)の花が満開です。
仏事でよく見かけるものですが、ほのかな香りのする可愛らしい花が咲きます。
4月はお釈迦様が誕生された月です。 お釈迦様は自分(人)はどこから来てどこへ逝く存在なのかを探求され、ついに人間という存在の真理を悟られたのですが、この真理は信じるものではなく自らが知るものです。 経文はこの真理を書き写したものですから、自分も判る事ができるように常々心がけながら生きて行きましょう。

Topic 2015/03/01

fukinotoo 山の上にもゆっくりと春の足音が聞こえてまいりました。ふきのとうが芽を出し、また椿の花が咲き始めています。
さて、3月は「お彼岸」の月ですね、お釈迦様が「彼岸」という言葉を使われたときの思いは、衆生の誰もがこの現世で生きている間に迷いの「此岸」から離れて、平安な心の境地である「彼岸」に進む事を願って言われました。
現在では、お彼岸はご先祖様に感謝と供養を捧げる日となりましたが、どうか静寂な当山にお越しになり、このお釈迦様の心に思いを馳せて頂いたら幸いです。